2025年4月8日、突然管理画面に登場した「ランディングページのスクリーンショットを広告に表示する」機能。

チェックを入れると注意書きが表示され、さらにプレビューも無いため、「とりあえずONにするか」とはならなかったです。そこでGoogle担当者に情報を聞いてみました。
Google担当者からの情報共有によると、2025年4月8日以降、Demand Genキャンペーンに新たな機能が順次実装されています。
新機能の概要:ランディングページプレビュー
今回のアップデートでは、モバイルのインストリーム広告において、広告主が提供するランディングページのスクリーンショットが、広告動画の下部に表示される形式が導入されました(※動画の背景ではなく、動画下のスペースに表示されます)。
この新フォーマットは「ランディングページプレビュー」と呼ばれ、ユーザーにとって広告クリック後の遷移先イメージを視覚的に確認できる仕様となっています。
仕組みと表示条件
- Googleは、広告主が設定したランディングページのスクリーンショットを自動で取得します。
- 取得後は人の手によるレビューが行われ、品質基準を満たしたものだけが広告内に表示されます。
- スクリーンショットは定期的にモニタリングされ、ランディングページに変更があった場合は自動的に最新のものへと更新されます。
- 現時点ではプレビュー機能(事前確認機能)は提供されていませんが、人の目による確認を経て安全なものだけが配信される運用となっています。
ユーザーメリットと広告主への影響
この新機能により、以下のようなユーザー体験の向上と広告パフォーマンスの改善が期待されています。
- ユーザーにとって次に何が起こるかの“期待値”を明確にできる
- 広告クリック後の遷移先が視覚的にわかることで、コンバージョン率(CVR)の改善につながる可能性があります。
- 広告クリック時の心理的ハードルを下げる
- ランディングページの内容が明確になることで、ユーザーの不安や疑念が減少し、興味の高いユーザーの獲得に寄与します。
なお、広告内容と遷移先ページの内容に著しいギャップがある場合は、レビューで弾かれ、スクリーンショットが表示されない可能性があります。
テスト結果と今後の展望
Google社内のテストでは、過去数年で最大級のROAS(広告費用対効果)の改善が見られたとのこと。
今後、より多くの広告主がこの新機能を活用していくことで、広告パフォーマンスの最適化が期待されます。
私が担当しているクライアント様でもデマンドジェンを配信しているので、どこかのタイミングで実施して成果を検証していきたいと思います。
Googleデマンドジェネレーションについて
そもそも「デマンドジェネレーションの配信方法がわからない」という方はこちらのページを参考ください。
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